[世カエル]評判のインベスコ世界ブロックチェーン株式ファンドを運用成績や今後の見通しを含め徹底評価!

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[世カエル]評判の投資信託「インベスコ世界ブロックチェーン株式ファンド」の運用成績や今後の見通しを含め徹底評価!

2022年12月9日

ブロックチェーン関連企業に投資する投資信託「[世カエル]評判のインベスコ世界ブロックチェーン株式ファンド」について取り上げていきたいと思います。

買い時はだいぶ先になりますが、今の内から少し分析を開始しておこうと考えています。

ブロックチェーンは2009年に登場した新しい技術ですが、2030年前に急速に成長する市場として注目されています。

ブロックチェーンの発展

 

テーマファンドは盛り上がる時は大きく上昇しますので、時期を見て少しだけ入っていく戦略でいきたいと考えています。

今現在、どのようなファンドが儲かるのかという点については以下の記事を参考にしていただければと思います。

 

【随時更新】一番儲かる投資信託とは?2024年に向けて今買いの投資信託をおすすめ順にランキング形式で紹介!

 

[世カエル]評判のインベスコ世界ブロックチェーン株式ファンドの概要と特徴

運用はインベスコ・アセット・マネジメント株式会社

以下はインベスコの会社概要ですが運用資産残高が6兆4,032億円となっています。

商号等 インベスコ・アセット・マネジメント株式会社
Invesco Asset Management (Japan) Limited
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第306号
所在地 〒106-6114
東京都港区六本木六丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー14階
私書箱115号
設立 1990年 11月
資本金 40億円
大株主 インベスコ・ファー・イースト・リミテッド(100%)
役職員数 126名(非常勤役員、契約社員含)
役員 代表取締役社長兼CEO 佐藤 秀樹
取締役 小澤 大二
取締役 松尾 孝
取締役 ジェレミー・チャールズ・シンプソン
監査役 長谷川 雅一
運用資産残高 6兆4,032億円

 

1990年に設立して30年でどれだけの金融商品を生み出し、これだけの顧客を集めることができたのでしょうか。

長期で物事に取り組む大切さを思い知らされます。

 

インベスコの商品は当ブログでも、世界源泉株式オープンを紹介しています。

→ インベスコ世界厳選株式オープン(愛称:世界のベスト)の評判は?人気投信の実態を解析!

 

世カエルの投資戦略

世カエルの投資戦略としては、ブロックチェーン関連企業を自分で選定して投資をしていく訳ではありません。

すでにある指数に連動するように投資するだけです。

S&P500、ナスダックのような指数がブロックチェーン領域でも存在します。

 

ブロックチェーンインデックスですね。

「コインシェアーズ・ブロックチェーン・グローバル・エクイティ・イン デックス」が正式名称です。

円換算ベースの上記インデックスへの連動を目指すことになります。

CoinShares Blockchain Global Equity Index

 

CoinShares Blockchain Global Equity Index

 

2020〜21年の金融緩和では爆発的な上昇を見せました。テーマファンドとして最も投資妙味があるタイミングでした。

しかし、金融引き締めが始まりもうそのバブルは終わりました。

次は何年後になるのでしょうか。わかりませんが分析だけはしておこうと思います。

 

組み入れ上位国、通貨、銘柄は?

インベスコの組み入れ銘柄はインデックス連動投信ですので、「コインシェアーズ・ブロックチェーン・グローバル・エクイティ・イン デックス」が組み入れている銘柄ですね。

まずは組み入れ上位国です。米国が33%、日本が33%となっています。

日本は意外でしたが、世界的には2番目にブロックチェーンが盛り上がっている国と言えるのかもしれません。

No. 国名 純資産⽐
1 アメリカ 42.7%
2 日本 25.7%
3 韓国 11.1%
4 台湾 8.8%
5 カナダ 3.4%

 

次に通貨です。2022年は為替が大きく動きましたので、重要指標になります。

米ドルが40%となっていますので、円建てベースのインデックスに連動を目指すインベスコは為替の恩恵があったものと思われます。

 

No. 通貨名 純資産⽐
1 ⽶ドル 46.9%
2 ⽇本円 25.7%
3 韓国ウォン 11.1%
4 台湾ドル 8.8%
5 ノルウェークローネ 2.5%

 

では、ようやくですが組み入れ銘柄です。コインベースこそが本命銘柄という感じですが、組み入れ7位となっています。

世カエルの構成上位銘柄

 

2022年10月末からの構成上位銘柄の変遷は以下となります。

2023年10月 2023年6月 2023年2月 2022年10月
1 マイクロストラテジー サムスン電子 コインベース・グローバル コインベース
2 マネックスグループ 台湾積体電路製造 マネックスグループ マネックスグループ
3 SBIホールディングス マネックスグループ SBIホールディングス SBIホールディングス
4 サムスン電子 マイクロストラテジー 台湾積体電路製造 マイクロストラテジー
5 台湾積体電路製造 SBIホールディングス カカオ 台湾積体電路製造
6 CMEグループ クリーンスパーク CMEグループ スタンダードチャータード
7 コインベース カカオ マイクロストラテジー CMEグループ
8 クリーンスパーク コインベース・グローバル サムスン ハイブ・ブロックチェーン
9 メルカドリブレ CMEグループ インテル カカオ
10 ライオット・プラットフォームズ ライオット・プラットフォームズ メタ(旧:FB) リミックスポイント

コインベースは金融引き締めなので仕方ないのですが大暴落ですね。2023年は少し戻していますが、全盛期にはほど遠いです。

ポートフォリオ一位に置くわけにはいかないですね。

コインベース 株価

コインベース・グローバルは米国の仮想通貨取引所の運営会社。エンドツーエンドの金融インフラストラクチャとテクノロジーのプロバイダとして、ビットコイン等の仮想通貨取引のプラットフォームを構築し、世界中のインターネットユーザーや企業や機関、および小売ユーザーなどに簡単かつ安全な暗号資産へのアクセスを提供。

コインベース・グローバル

 

マネックスグループ、SBIグループなどは仕方なく今後取り組んでいくだろうという期待を込めているのかもしれません。

一応プレスリリースは出ていますね。

 

マネックスグループ株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長 CEO 松本大)は先日発表したサ ステナブルファイナンスの取組みの一環(※1)として、2021 年 7 月に Monex Climate Impact GP(本社: ケイマン諸島ジョージタウン、取締役:Vincent Thebault、以下「MCI」)の戦略に投資しました。マネッ クスグループは、ESG インパクト報告に関する投資家の要求事項を満たすことを目指す、MCI のグリー ンフィンテック事業の取組みを支援しています。

マネックスグループ、ブロックチェーンを活用した 革新的な ESG レポーティングを支援

 

世界ブロックチェーン株式ファンド(予想分配金提示型)とは?

世界ブロックチェーン株式ファンドは予想分配金提示型も提供しています。

予想分配金提示型とは以下のとおり基準価額に応じて分配金を決定するというスキームです。

世カエルの予想分配提示型

 

ただ、直近は基準価額自体が下落しているので分配金はだせていません。

 

年合計 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2023年 0円 0
(01/10)
0
(02/10)
0
(03/10)
0
(04/10)
0
(05/10)
0
(06/12)
0
(07/10)
0
(08/10)
0
(09/11)
0
(10/10)
0
(11/10)
--
--
2022年 0円 0
(01/11)
0
(02/10)
0
(03/10)
0
(04/11)
0
(05/10)
0
(06/10)
0
(07/11)
0
(08/10)
0
(09/12)
0
(10/11)
0
(11/10)
0
(12/12)
2021年 250円 50
(04/12)
0
(05/10)
0
(06/10)
0
(07/12)
0
(08/10)
0
(09/10)
0
(10/11)
200
(11/10)
0
(12/10)
--
--
--
--
--
--

 

ファンドの手数料(買付手数料と信託報酬)

購⼊時⼿数料は3.3%(税抜3.0%)となっています。

運⽤管理費⽤ (信託報酬)は年1.573%(税抜年1.43%)です。アクティブ投信なので手数料はやはり高いです。

中身はブロックチェーンインデックスなのですが・・・。

 

世カエルの運用実績!利回りとは?

世カエルの運用実績を見ていきましょう。

世カエルの運用実績の推移

 

コインベースの下落に比べたらましな下落水準となっていますね。

マネックスやSBIなどはブロックチェーンど真ん中企業でもないので、そこまで下落は大きくなく、また円安の恩恵を受けています。

とはいえ、2020年以降あれだけのバブルでありながら、いまいち成績はパッとしませんよね。

30年に一度あるかないかというほどのビットコインバブルでした。

 

1-3月期 4-6月期 7-9月期 10-12月期 1-12月期
2023年 12.45% 13.09% -4.03% -- --
2022年 -1.57% -28.76% -8.22% -14.17% -44.76%
2021年 53.36% -8.25% -5.93% 7.21% 41.89%
2020年 -15.86% 33.96% 25.49% 26.76% 79.30%

 

テーマファンドですので、大幅な下落、大幅な上昇があるのは当然です。

他のテーマファンドも分析して思いますが、テーマファンドは実際は玄人が手を出すべき投資であり、投資初心者にはおすすめしません。

 

 

世カエルの掲示板での口コミ評判

当然、下落しているので良い評判はあまりありませんが、よく考えてみると世カエルよりビットコインに投資する方が早い気もしますね。

世カエルは税率20%で済みますがビットコインは雑所得なので、税率差分のリターンをビットコインが得られるかどうかでしょう。

私であれば、金融緩和時にやはりビットコイン、イーサリアムですかね。

 


Yahoo!ファイナンス

 

「ようやく普通の状態に落ち着いたような印象です。
ここからジワジワと上がっていく未来が見えます。

ブロックチェーンの用途は暗号通貨だけではなく、個人の資産(貨幣的価値のあるもの以外に自分が発信したデータやデジタル世界内で培ってきた信用度など)を守るものだからです。
現実世界としての、地球というバースの住人ではなく、デジタル世界の個人の権利を守るもの。

国連などが世界中の国で禁止するでもしない限り、成長しかありません。」

「web3終わりw」

「久々来てみたら…2万以下かw
3万で買った俺が居るので
−でも ファイトです!!」

「仮想通貨にかなり反応するのでBTCがここから半値くらいまで落ちたらここも1万くらいになるかもね。
ちなみに私はBTCはここから半値になると見てます。」

 

まとめと今後の見通し

今後の見通しとしてはとにかく金融緩和待ちです。金融緩和でのみこのような新技術テーマの株、ファンドは伸びません。

2023年12月現在、まだまだ米国は金融引き締めを行なっており、緩和に転じるのはまだ先かと思います。

焦らずに、投資タイミングを待ちましょう。2年後、3年後になることもあり得ますので、重要性は低いです。

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