評判を博したゼロコンタクトの売り時はいつ?今後はどうなる?資金流出が止まらないデジタル・トランスフォーメーション株式ファンドを見通しを含めて徹底評価!

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評判を博したゼロコンタクトの売り時はいつ?今後はどうなる?資金流出が止まらないデジタル・トランスフォーメーション株式ファンドを見通しを含めて徹底評価!

2022年7月25日

「デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド」というテーマ投信について今回は調査してみました。

もちろん、どこかで筆者も購入を検討する可能性があるからです。

テーマ投信というのは、金融緩和時のみ好調になる類のものが多く、基本的には寿命は短く長期投資にはあまり向きません。

金融引き締めで下落しそのまま戻ってこないパターンが多々あります。

 

この記事では長期で投資を考えている人に、「デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド(ゼロコンタクト)」は検討の余地があるのかどうかを考察していきます。

 

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デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド(ゼロコンタクト)の概要

ゼロコンタクトの概要は以下の通りです。

 

商品分類:

  • 単位型・ 追加型:追加型
  • 投資対象 地域:内外
  • 投資対象資産 (収益の源泉):株式

属性区分:

  • 投資対象資産:その他資産 (投資信託証券 (株式 一般))
  • 決算頻度:年1回
  • 投資対象地域:グローバル (含む日本)
  • 投資形態:ファミリー ファンド
  • 為替ヘッジ:なし

 

それぞれ特徴を見ていきましょう。

 

テーマ:デジタルトランスフォーメーション

デジタルトランスフォーメーションに関する銘柄に特化した投資をする投資信託となっています。

デジタルトランスフォーメーションは日本でも「DX」と多くの企業で叫ばれていますよね。あらゆる生活、仕事をデジタル化しようという動きです。

企業が、ビッグデータとAIやIoTを始めとするデジタル技術を活用して、業務プロセスを改善していくだけでなく、製品やサービス、ビジネスモデルそのものを変革するとともに、組織、企業文化、風土をも改革し、競争上の優位性を確立すること。

NRI

 

まさに今流行りの領域といえます。そして、デジタルトランスフォーメーションの中の「ゼロ・コンタクト」。

つまり非接触型のテクノロジーにさらに特化しているということになります。

 

DXの中でも、人との接触を避ける、いわゆる非接触(ゼロ・コン タクト)ニーズ*が高まりつつあることなどから、「ゼロ・コンタクト」 を当ファンドの愛称としています。

*リモートワークやオンラインショッピング、オンライン診療などに対するニーズ

ゼロコンタクト目論見書

 

リモートワークであればビデオ会議、チームチャット、オンラインショッピングはAmazonなどを始めとしたEC領域ですね。

いくらでもこの非接触DXに当てはまりそうな銘柄はあります。

ゼロ・コンタクトの手数料

テーマ投信はアクティブ投信であり、常に指数をアウトパフォーむすることが求められます。

つまりは、多額の人件費、調査費などファンド運営費がかかります。それらを投資家で賄う必要があります。

ゼロコンタクト の購入手数料、信託手数料、諸費用

 

購入手数料が3.3%(税込)、信託報酬が1.7985%(税込)となっています。

初年度は5%以上手数料がかかるので、リターンは最低でも6%以上ないと損失を抱えてしまいます。

やはりアクティブ投信は高いですね。

 

為替ヘッジなしが意味するところとは?

ゼロコンタクトは為替ヘッジなしとなっています。つまり、為替リスクを負うということですね。

投資しているのは主に米国企業なのでドル円が上昇すれば基準価額は上昇し、ドル円が下落すれば基準価額は下落します。

 

ご存知の通り2023年にはドル円は152円まで急激に円安が進展しました。

ここから円高になると当然基準価額には下押し圧力になります。これからの為替見通しについては後述します。

 

ゼロ・コンタクトの掲示板などでの口コミ評判

少しだけ評判を見ておきましょう。

 

Yahoo!ファイナンスですと、証券会社の販売担当者などが恨まれているようです・・・。

「完全に終わったな😨😰😥😓もう償還終了の基準価格やな🥶」

「恨み節以外何も無し。
1000万が・・・・・目が飛んだ」

「銀行が〜とか、証券会社が〜とか言ってますけど、最終判断は投資家である購入者です。
この投信を信じて買って結果がダメだっただけです。
切り替えましょう。」

「だいたい銀行員が投資信託の手数料稼ぎする事が被害者を多くした。
年寄り相手に1000万注ぎ込んだ人もいるとか…
恐ろしことです」

「私の日興の担当は知らない間に担当が別の人に変わり、新しい担当は何事もなかったのような振る舞いでムカつきます。w」

「めっきり日興からの電話が無くなりました」

「ここまでくると損切りレベルにならん😓」

 

テーマ型投信は難易度が高いです。 経済見通しを理解していないと、大怪我をしてしまいます。

まだ運用パフォーマンスは確認していませんが、手を出さないようにするのが基本的に賢明です。

 

ゼロ・コンタクトの気になる利回り(パフォーマンス・運用実績)は?

それでは一番気になる過去の実績を見ていきましょう。

基準価額チャートの推移と運用利回り

重要なのは運用実績です。以下がゼロコンタクトの基準価額の推移です。

 

ゼロコンタクトの運用実績

 

大変なことになっていますね。ファンド運用開始時2020年7月に10,000円だった基準価額が2023年11月末時点で約6,000円となっています。

実に設定来-35%と壊滅的です。個別株ではなく投資信託ですからね。

直近のパフォーマンスの推移は以下です。数字でも見ていきましょう。

 

1-3月期 4-6月期 7-9月期 10-12月期 1-12月期
2023年 29.71% 21.06% -5.64% - -
2022年 -24.11% -35.90% -6.24% -15.60% -61.50%
2021年 -0.24% 13.03% -13.20% -15.23% -17.03%

 

良いとこ無しですね。そもそもこのファンドを作る必要はあったんでしょうか?

テーマ投信の悪いところは、流行商品として流通させてたくさんの投資家を集めて損失を出させて手数料だけ貪っていく点です。

全てのテーマ投信が悪いとは言いませんが、ゼロ・コンタクトは流石にお粗末すぎるでしょう。

もっと良い、堅実にリターンを運んでくれる投資先は星の数ほどあります。

 

日本の証券会社はゼロ・コンタクトのようなテーマ投信ならず、ナスダックをレバレッジさせるような商品等とにかく投資家に優しくありません。

すでに上記のパフォーマンスを見て元気を失いましたが、なぜこのような体たらくな結果になっているのかを見ていきましょう。

 

値下がりが止まらない元凶:ゼロコンタクトの組み入れ銘柄

2023年10月末のポートフォリオは以下となります。

 

2023年10月末のゼロコンタクトの構成上位銘柄

 

ZOOM、ROKUなど、巣篭もり企業として2020年に確かに大きく株価はあげましたがもう終わった企業ではないでしょうか?

コインベースも入っていますが、暗号通貨は金融引き締め期に一番に暴落しますので、まだポートフォリオの中に入っていることすら信じられません。

ZM

ROKU

 

ちなみに助言を受けているアーク社の旗艦ファンドであるARKKとの構成上位銘柄の比較です。

基本的に構成銘柄はにているのですが、直近よいパフォーマンスを残しているTSLAをゼロコンタクトは入れていないのは残念ですね。

 

ゼロコンタクト
2023年10月末時点
ARKK
2023年8月3日時点
1 COINBASE COIN
2 ROKU ROKU
3 ZOOM TESLA
4 ROBLOX ZOOM
5 SHOPIFY UIPATH
6 DRAFTKINGS BLOCK
7 BLOCK CRISPRセラピューティクス
8 UIPATH ROBLOX
9 UNITY DRAFTKINGS
10 TWILIO TWILIO

 

ゼロコンタクトの過去からの上位銘柄の推移は以下となります。

基本的に株価の上下動で順位は入れ替わっていますが、積極的に銘柄を入れているというわけではなさそうですね。

 

2023年10月末 2023年6月末 2023年4月末 2022年11月末 2022年10月末 2022年5月末
1 COINBASE COINBASE SHOPIFY ROKU ZOOM ZOOM
2 ROKU SHOPIFY COINBASE ZOOM ROKU ROKU
3 ZOOM UNITY ROKU SHOPIFY SHOPIFY COINBASE
4 ROBLOX ROKU BLOCK BLOCK ROBROX TWILIO
5 SHOPIFY BLOCK Draftkings UNITY SOFTWARE INC TWILIO BLOCK
6 DRAFTKINGS ZOOM ZOOM Draftkings COINBASE SHOPIFY
7 BLOCK Draftkings ROBLOX TWILIO BLOCK SEA
8 UIPATH ROBLOX UNITY ROBROX Draftkings Unity
9 UNITY UiPath UiPath COINBASE UiPath UiPath
10 TWILIO TWILIO TWILIO UiPath NETFLIX INC Draftkings

 

ゼロ・コンタクトはまさにCOVIDパンデミックの初期の株式市場の上昇期にのみ、買ってもよかったテーマ投信と言えます。

しかし、そもそもゼロコンタクトが組成されたのが2020年7月と巣篭もりバブル後半でした・・・。

証券会社の人達がバブルなのでファンド組成して投資家に販売しよう、という話になったのかもしれません。

しかし、バブルと認識できるタイミングが売りのタイミングです。

 

まだ保有している人は何を期待しているのかわかりませんが、早めに降りたほうが良いと私は思います。

旬が終わり、金融引き締めはまだ続いています。

テクノロジーは手垢がつきまくっているので10年スパンで我慢できるなら良いですが、それは多大な機会損失となってしまいます。

 

相場環境に依拠せず安定してリターンを積み上げる投資先とは?

ゼロコンタクトのようなテーマ型の投信はタイミングをい計らって投資することが非常に重要になります。

ただ、このタイミングを見計らうというのはプロでも難しい難易度の高いものとなります。

値動きの激しいハイテク系の銘柄の場合は特に難しく、個別株投資を行うのと同様のスキルが求められます。

→ 個別株投資は難しい!?悲惨な結果でもうダメとならないために!株式投資において儲かる可能性が高い「必勝法」を理論的に模索する!

 

長期的な観点にたって資産形成を行うのであれば、相場環境によらず安定したリターンを積み上げていくファンドに投資をする必要があります。

大きな暴落に見舞われるだけでメンタルに大きな傷を抱えますからね。日常生活にも支障をきたします。

上記の条件を満たす投資先として筆者が投資をしているのがヘッジファンドです。

 

市場環境に影響をうけず高いリターンを叩きだすヘッジファンド

 

ヘッジファンドは上記の通り、S&P500指数や日経平均が暴落する局面でも暴落を回避しながら高いリターンを出し続けています。

以下では上記のような動きをするヘッジファンドについて、筆者が投資しているものを中心にお伝えしていますのでご覧頂ければと思います。

 

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売り時や解約時はいつ?今後の見通し

売り時、解約はもうすでに今でも遅いですが、早めの方が良いでしょう。売り時は残念ながらファンド組成されたタイミングです。

現在はゼロコンタクトのパフォーマンスは悲惨ですが、これは2022年から30%以上進んでいる円安によって支えられた上で-35%です。

現在、米国では急激なインフレが進んでおり、金融引き締めのペースも歴史上例に見ない早さで実行されています。

 

経済を不況に陥れてでもインフレを退治しなければならないという、米国のお粗末な金融政策が実行されているのが今であり一寸先は闇です。

不況がくるということは、長期金利の差で進んでいた円安も解消され、ゼロコンタクトのパフォーマンスはさらに地に落ちることになります。

今までドル円は日米金利差に連動する形で上昇してきただけですからね。不況に陥ると米金利が低下して自動的にドル円も下落することになります。

ドル円は日米金利差に連動

 

ゼロコンタクトのポートフォリオに入っている成長銘柄はもう旬を終え、株価はいつ戻ってくるのかわからない状況となっています。

まだまだ、投信のパフォーマンスは下落余地がありますので、早めに手を引くようにしましょう。

 

今後もしばらく浮上は不可能だと思います。全ての経済指標がそう物語っています。

以下では筆者が長年の投資経験から、おすすめ投資先をまとめたものがありますので参考にしてみてください。

 

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最後に:資産を飛躍的に増やす方法は明確に決まっている

積み重ねる運用

 

 

資産を大きく増やすにはどうすれば良いのでしょうか?

上場小型ベンチャー株に力一杯、資金を投入。一か八か、株価の急騰を願ったり、信用取引でレバレッジを思いっきりかけてみるのも良さそうです。仮想通貨の草コインも人生一発逆転があるかもしれません。

断言します。上記のような思考の方は一生資産が増えません。

そもそも一発の取引で大儲けを狙えるというのは、同じく容易に資金を溶かす可能性も高いということです。そんなものは投資とは言えません。投機と考えても質が低いです。もう少し丁寧に資産の扱い(延いては人生)を考えてみましょう。思考をガラリと変えてみましょう。

 

大事なのは「リターンが小さくても確実にプラスを、時間をかけて積み重ねていく(複利を生かす)」ことです。世界一の投資家であるウォーレン・バフェット氏も投資で最も大切なのは以下の2つのルールとしています。

 

  1. 絶対にお金を損しないこと。
  2. 絶対にルール1を忘れないこと。

 

 

この「損をしない」「プラスリターンを確実に積み重ねていく(複利を生かす)」という重要性を理解したところで資産運用は始まります。好きな企業の株、高配当・優待目当てなど、あなたの資産を減らしてしまう運用はやめましょう。「Classic」且つ「質実剛健」な資産運用を行なっていくべきです。

 

私も資産運用歴は既にかなり長いです。そしてこの思考に辿り着き、プラスリターン×複利運用を実施してからの資産増加スピードは圧巻でした。この哲学を実践している、私のポートフォリオに入っているファンドも今回まとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。

 

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