頻繁におすすめされる人気投資信託、東京海上ジャパンオーナーズの運用実績と評判は?

日本中の投資信託を分析

頻繁におすすめされる人気投資信託、東京海上ジャパンオーナーズの運用実績と評判は?

今回の記事では久々に投資信託の分析をしてみたいと思います。

取り上げるのは東京海上ジャパンオーナーズです。損害保険業界最大手の東京海上日動火災保険を傘下に持つ東京海上グループが展開している投資信託となります。

 

東京海上ジャパンオーナーズの特徴とは?

東京海上ジャパンオーナーズの特徴についてはまずは見ていきましょう。

 

運用会社は東京海上アセットマネジメント株式会社

東京海上アセットマネジメント株式会社が運用を実施しますので、自社運用ですね。

丸の内にオフィスを構えています。

会社名 東京海上アセットマネジメント株式会社
所在地 〒100-0005
東京都千代田区丸の内1-8-2鉃鋼ビルディング
電話番号:03-3212-8421(代表)
設立年月日 1985年(昭和60年)12月9日
資本金 20億円
運用資産残高
(2022年6月末現在)
投資顧問(投資一任契約資産残高)
5兆3,569億円
投資信託(純資産残高)
2兆9,173億円

 

運用資産残高は5兆円を超えており、非常に大規模なファンドですね。

 

投資哲学や投資対象となる銘柄

投資哲学は非常にユニークで以下の順で銘柄選定を行なっていくようです。

  • Step1:オーナー企業を抽出 全上場企業約4,000銘柄⇒約1,000銘柄
  • Step2:リーダーシップ調査 約1,000銘柄⇒約200銘柄
  • Step3:ポートフォリオ構築、リスク管理 約200銘柄⇒実際のポートフォリオ30~100銘柄程度

 

オーナー企業に特化し、さらにリーダーシップを調査するとのことです。リーダーシップに関してはファンドマネジャーの感覚的な選び方になりそうですが、一応以下の選定基準を持っていると目論見書には書かれています。

 

経営ビジョン・経営者自身

長期的な株主利益を追求する姿勢会社の将来像について明確なビジョンを保持しているか会社経営を通じて社会へ貢献しようと考えているか ...等。

実現性・実行力

経営者の提示した戦略は運用担当者またはアナリストにとって理解できるものであるか、実現性はあるか、独善的、独断的になっていないか、従業員・株主などの利害関係者を同じ方向にまとめられているか ...等。

 

かなり企業オーナーと面談を重ね、見極めていくのでしょうね。

 

組み入れ銘柄(シスメックスの株価暴落中)

2022年9月30日時点では以下の銘柄がポートフォリオに組み入れられています。

 

No. 銘柄コード 銘柄 業種 比率 会社概要
1 4922 コーセー 化学 4.56% 化粧品大手、化粧品事業とコスメタリー事業が主軸。化粧品事業は高価格帯の「コスメデコルテ」、「アルビオン」、「ジルスチュアート」、中価格帯の「雪肌精」、「エスプリーク」などが主力ブランド。
2 4527 ロート製薬 医薬品 4.00% 目薬や胃腸薬などの一般用医薬品(OTC医薬品)やスキンケア製品、健康食品を主力製品とする製薬会社。中⻑期成⻑のために再生医療など新しい分野にも取り組みを進めている。
3 6869 シスメックス 電気機器 3.81% 血球計数分野で世界市場シェア50%以上を有する企業。製品の品質の高さと365日24時間体制で顧客をサポートする充実したサービスが強み。
4 2384 SBSホールディングス 陸運業 3.69% 3PL(サードパーティーロジスティクス)大手。大型物流設備を運営し、多くの企業から物流を受託している。物流施設の運営だけでなく、開発も行っている点が特徴。
5 9435 光通信 情報・通信業 3.53% 国内大手の総合販売代理店企業で法人と個人向けにサービスを展開している。通信料や電力料金など毎月手数料を受け取ることが出来る継続課金商品の取扱いを増やすことでストック利益を積み上げ、収益基盤を強化している。
6 4680 ラウンドワン サービス業 3.52% 屋内型複合レジャー施設を運営。ボーリング場、アミューズメント施設、カラオケ、スポッチャ(スポーツを中心とした時間制の施設)などを1つの施設に併設している点が特徴。2009年に米国子会社を設立以降グローバル展開も進めている。
7 4769 大塚商会 情報・通信業 3.37% 中堅・中小企業向けに顧客の情報化、業務効率化を支援するソリューションプロバイダー。特定のメーカーにとらわれないマルチベンダー対応とオフィス用品からIT機器全般まで幅広く提供するマルチフィールド対応により、ワンストップソリューションとワンストップサポートを提供している。4523銘柄概要3 / 10■設定・運用︓東京海上アセットマネジメント
8 6594 日本電産 電気機器 3.30% 世界有数の総合モーターメーカー。「ハードディスク用スピンドルモータ」をはじめ「携帯・スマートフォン用振動モータ」など様々な分野のモーターで世界トップクラスのシェアを獲得している。EV(電気自動車)の増加やロボット市場の急拡大などを取り込み、さらなる成⻑を目指す。
9 7532 パン・パシフィック・インターナショナル 小売業 3.29% 「ドン・キホーテ」や「アピタ」「ピアゴ」を中心に国内外でディスカウントストア事業、総合スーパー事業を展開。米国及びアジア圏を中心に海外展開も進めている。
10 7803 ブシロード その他製品 3.20% IP(知的財産)ディベロッパー戦略を掲げ、デジタルIP事業とライブIP事業の2本柱で事業展開しているエンターテイメント企業。IPの創出と育成に強みを有する。

 

1位は化学業種のコーセー、2位はロート製薬、3位はシスメックスと続きます。

コーセーはこの5年で株価-8%程度、ロート製薬はなんと70%程度プラスになっています。どのタイミングで投資をしたのかは分かりませんが、ポートフォリオ上位は健全な気がしましたが、3位のシスメックスは年初来で-50%の大暴落となっています。

コーセー株価

 

ロート製薬株価

シスメックス株価

シスメックス株価

 

シスメックスに投資している理由が月報に書かれていたので、少し触れて行きます。

シスメックス 〜ヘルスケアの進化をデザインする〜

この部分ですね。2桁成長と20%の営業利益率を目標とのこと。しかし株価は無慈悲にも下落中です。

同社では30年にわたって売上高の「2桁成⻑」を目標に経営を行ってきましたが、今後も「2桁成⻑」と「20%の営業利益率」を目標にしています。高い目標を実現するために医療用ロボット事業へ参入するなど事業ポートフォリオの拡充を図っており今後も成⻑が期待されます。

 

理由は決算が悪かったからですね。2桁成長どころか2桁減益です。

血液検査機器大手のシスメックスが4日発表した2022年4~6月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比18%減の80億円だった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う中国・上海のロックダウン(都市封鎖)で中国事業が振るわなかったほか、検査機器に使う半導体など部材の調達価格の高騰も響いた。

売上高は8%増の860億円だった。国内は129億円で6%増、海外は730億円で9%増えた。円安が76億円の増収効果となり、米州やアジア太平洋地域が3割近い伸びを記録した。一方でロックダウンの影響で中国の売上高は現地通貨ベースで27%減、円建てで16%減と地域別で落ち込みが目立った。

営業利益は25%減の110億円。部材の調達価格の高騰に伴う原価率の悪化や、コロナ禍が収束に向かう中での営業活動の再開で販売費・一般管理費が増加。新製品開発や海外での薬事申請にかかる研究開発費も増えた。

シスメックスの4~6月、純利益18%減 中国事業不振

 

東京海上ジャパンオーナーズの運用成績

基準価額・純資産総額の推移

上記は基準価額ですが、2022年になり大きく下落しています。パフォーマンスの悪さが目立ちますね。

2013年の設定来は+312%となっており、9年で資産が税前で四倍になっています。

 

しかし、ここ1年のトータルリターンは-16.84%となっており、非常に下落耐性に疑問が生まれます。5年で年率13.80%となっていますが、10年の成績も見たいですね。2022年の下落、そして2023年を乗り切った後の成績を見たいところです。

1カ月 3カ月 6カ月 1年 3年(年率) 5年(年率)
トータルリターン -3.43% 3.69% -1.05% -16.84% 7.65% 13.80%
カテゴリー -4.69% 1.53% -5.46% -16.17% 6.25% 3.56%
+/- カテゴリー 1.26% 2.16% 4.41% -0.67% 1.40% 10.24%
順位 12位 17位 12位 50位 30位 1位
%ランク 14% 20% 14% 59% 39% 2%
ファンド数 88本 88本 87本 85本 77本 67本

 

掲示板での口コミや評判

Yahoo!ファイナンス

ここはダメだな、、
お別れするか、、

SBGは外すべきですね👎

マイナスだ!

全然上がらない

どこまで下げるの

 


 

今後の見通しとまとめ

現在は欧米発の金融引き締めにより株価は上昇しづらい局面とはいえ、日本株は円安の恩恵を受けている状態であり、それでもパフォーマンスが上がっていない直近1年の東京海上ジャパンオーナーは強気でおすすめはできません。

2023年終了時点まで、良いパフォーマンスを継続できるのであれば、その後に真剣に検討したい銘柄です。

 

【2022年】日本国内のおすすめヘッジファンドを一覧にしてランキング形式で掲載!投資する際に気をつけたいポイントなど網羅的に解説。

 

最後に:資産を飛躍的に増やす方法は明確に決まっている

積み重ねる運用

 

 

資産を大きく増やすにはどうすれば良いのでしょうか?

上場小型ベンチャー株に力一杯、資金を投入。一か八か、株価の急騰を願ったり、信用取引でレバレッジを思いっきりかけてみるのも良さそうです。仮想通貨の草コインも人生一発逆転があるかもしれません。

断言します。上記のような思考の方は一生資産が増えません。

そもそも一発の取引で大儲けを狙えるというのは、同じく容易に資金を溶かす可能性も高いということです。そんなものは投資とは言えません。投機と考えても質が低いです。もう少し丁寧に資産の扱い(延いては人生)を考えてみましょう。思考をガラリと変えてみましょう。

 

大事なのは「リターンが小さくても確実にプラスを、時間をかけて積み重ねていく(複利を生かす)」ことです。世界一の投資家であるウォーレン・バフェット氏も投資で最も大切なのは以下の2つのルールとしています。

 

  1. 絶対にお金を損しないこと。
  2. 絶対にルール1を忘れないこと。

 

 

この「損をしない」「プラスリターンを確実に積み重ねていく(複利を生かす)」という重要性を理解したところで資産運用は始まります。好きな企業の株、高配当・優待目当てなど、あなたの資産を減らしてしまう運用はやめましょう。「Classic」且つ「質実剛健」な資産運用を行なっていくべきです。

 

私も資産運用歴は既にかなり長いです。そしてこの思考に辿り着き、プラスリターン×複利運用を実施してからの資産増加スピードは圧巻でした。この哲学を実践している、私のポートフォリオに入っているファンドも今回まとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。

 

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