インベスコ世界厳選株式オープン(愛称:世界のベスト)の評判は?人気投信の実態を解析!

日本中の投資信託を分析

インベスコ世界厳選株式オープン(愛称:世界のベスト)の評判は?人気投信の実態を解析!

米国株のバブル相場が終焉し、多くの投資家が米国特化ではなく世界全体、もしくは新興国株式に興味を持っている状況です。

その中で、全世界に投資するといえばMSCIワールドインデックスになるかと思いますが、そのインデックスをアウトパフォームするにはどうすれば良いか?という際にアクティブファンドは一つの選択肢になりますね。

 

今回は「インベスコ世界厳選株式オープン(愛称:世界のベスト)」という新興国を除く全世界の株式銘柄を対象にしたバリューファンドについて分析していきたいと思います。

 

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インベスコ世界厳選株式オープン(愛称:世界のベスト)の特徴とは?

運用はインベスコ・アセット・マネジメント株式会社

投信の名前にも入っていますが、運用指図を行うのはインベスコ・アセット・マネジメント株式会社となります。

 

商号等 インベスコ・アセット・マネジメント株式会社
Invesco Asset Management (Japan) Limited
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第306号
所在地 〒106-6114
東京都港区六本木六丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー14階
私書箱115号
設立 1990年 11月
資本金 40億円
大株主 インベスコ・ファー・イースト・リミテッド(100%)
役職員数 126名(非常勤役員、契約社員含)
役員 代表取締役社長兼CEO 佐藤 秀樹
取締役 小澤 大二
取締役 松尾 孝
取締役 ジェレミー・チャールズ・シンプソン
監査役 長谷川 雅一
運用資産残高 6兆4,032億円

 

運用資産残高は6兆円を超えており、一つの大手アセットマネジメント会社ですね。

  • インベスコ 店頭・成長株オープン
  • いちよし・インベスコ 中小型成長株オープン
  • インベスコ ジャパン成長株・夢ファンド【愛称:未来のたまご】

あたりが有名なファンドでしょうか。

 

ただし、大手のアセマネ会社にもハズレのファンドもあり、当たりのファンドもあります。今回のインベスコ世界厳選株式オープンはどうなのか?をしっかりと見極める必要があります。

 

 

投資対象は?(為替ヘッジあり、なし)ベンチマークはMSCIワールド・インデックス

投資対象は日本含む世界各国(エマージング国除く)の株式の中からバリューアプローチを行い選定とのことで、ファンドマネジャーの実力がかなり問われることになります。

 

ファンドの仕組みとしてはファミリーファンド方式を採用しています。

ファミリーファンド方式

 

運用プロセスは特に目新しいものはありません。東京海上ジャパンオーナーズなどは、オーナーの株式保有比率などを重視するなどユニークでしたが、インベスコでは特にありませんでした。

ファンドの運用プロセス

 

つまり、パフォーマンスはファンドマネジャーの実力次第です。

 

組み入れ上位銘柄(ユニークな顔ぶれ)

半分が米国株なのは気になる点ですが、イギリス、フランス、フィンランド、スイス、香港などに分散されています。

 

No. 銘 柄 名 業 種 比率
1 3iグループ 各種金融 イギリス 5.80%
2 ベラリア 素材 フランス 5.60%
3 マイクロソフト ソフトウェア・サービス 米国 4.50%
4 アメリカン・タワー 不動産 米国 4.50%
5 コカ・コーラ 食品・飲料・タバコ 米国 4.10%
6 友邦保険控股 保険 香港 4.10%
7 ハーク・ホールディングス 資本財 米国 3.70%
8 ブロードコム 半導体・半導体製造装置 米国 3.60%
9 コネ 資本財 フィンランド 3.30%
10 チューリッヒ・インシュランス・グループ 保険 スイス 3.10%

2022年10月末時点での構成上位名
マイクロソフトやアメリカンタワーは見なくても今年は暴落していることがわかります。

マイクロソフト 株価

アメリカン・タワー

 

かなり厳しいですよね。円安のおかげでトントンなのではないかと思います。しかし、それはファンド本来の実力ではありません。

1位の3iグループも調子悪いですね。

スリーアイ・グループ 株価

 

 

購入手数料/信託手数料

アクティブファンドですので、インデックスファンドよりも購入金額は高くなります。信託報酬も高めです。

購入手数料:税込3.3%
信託手数料:年率税込1.903%

初年度は5%程度手数料を払ます。

 

投資金額によって手数料は変わります。10億以上ですと安いですが、10億円もの資産があればもっと資産規模なりの良い投資先があるはずです。

1億円以上5億円未満:1.65%(税込)
5億円以上10億円未満:0.825%(税込)
10億円以上:0.55%(税込)

 

 

インベスコ世界厳選株式オープン(愛称:世界のベスト)の運用実績・利回り

最も大事な運用成績を見ていきましょう。

 

為替ヘッジあり

ファンドが株式市場でどれだけのリターンを出せたかをノイズなしで見るには当然為替ヘッジありを見なければなりません。

 

基準価額の推移

 

この1年はひどい成績ですね。株式市場の下落にしっかり付き合っている形です。アクティブファンドなのですから、投資家としてはせめてマイナスだけは避けて欲しいものです。ベンチマークに勝ってるから良いという話ではないと思います。

ベンチマークを上回っていると言ってもマイナスはマイナスです。

1カ月 3カ月 6カ月 1年 3年(年率) 5年(年率) 設定来月次 設定来
インベスコ世界厳選株式 4.67% -10.02% -8.27% -16.24% 0.61% 1.66% 75.88% 70.73%
ベンチマーク 6.25% -4.94% -8.38% -17.02% 15.37% 24.42% 53.40% -

 

 

為替ヘッジなし

こちらは参考情報になります。ファンドの実力が反映されないチャートです。

運用実績 <為替ヘッジなし>

 

為替のおかげでプラスですね。円安が35%くらい進みましたので、1年のリターンは30%くらい欲しいのですが+4%程度となっています。シンプルにドルだけ持っていたら35%のリターンがあったのにインベスコに投資をしたせいで4%しかリターンがなかったということです。

1カ月 3カ月 6カ月 1年 3年(年率) 5年(年率) 設定来月次 設定来
インベスコ世界厳選株式 8.02% -1.62% 4.30% 4.00% 33.93% 29.78% 184.13% 183.08%
ベンチマーク 9.19% 4.09% 4.95% 5.06% 55.87% 64.92% 180.17% 181.45%

 

 

インベスコ世界厳選株式オープンの掲示板での口コミ

Yahoo!ファイナンスの掲示板での口コミですが、特別分配金など、厳しい言葉が並びます。見ているとかなり初心者が証券会社に買わされているイメージを持ちました。

 

私も この投資は、短期の予定で 今年中に、トンズラします。

ここのインベスコのように、無期限では 無いので。

こちらの皆様方に質問させていただきます。
初めてインベスコに投資しました。お恥ずかしい話、仕組みがよくわかりません。分配金は再投資したほうが良いのですか?それとも、毎月受け取ったほうが得なのでしょうか?また、再投資したら、個別元本が低くなるのでしょうか? 勉強不足で申し訳ありませんが、教えてください(T_T)

野村は、この投信扱ってないんですよね。それで、気付いていませんでした。
来春から、投資で食べていかなければいけません。
AB-Dの分配金が無配のときにどうするか、が悩みでした。野村で扱っている他の投信では、なかなか埋まらなかったのですが、これを柱にすれば、なんとかなりそうです。さっそく楽天証券の口座を申し込みました。

いつもありがとうございます。ちょっと足踏み。誤爆あったので、まあ良しか。

 

特別分配金だと元金減るだけで貰っても意味ない…

 

 

世界のベストの今後の見通し

米国株から世界株に視点を移しているのは良いと思いますが、わざわざインベスコに投資する理由はないように思われます。

世界株インデックスで良いのではないでしょうか。またインデックスをアウトパフォームするにあたり良い投資先も他にいくらでもあります。

 

インベスコは大手アセットマネジメント会社ではありますが、ハズレの投信ももちろんあります。長期で5%以下の年率平均リターンしか出していないこのファンドが人気な理由がよくわかりませんが、良い・悪いファンドをしっかり見極めて資産形成を進めていきましょう。

 

【2022年】日本国内のおすすめヘッジファンドを一覧にしてランキング形式で掲載!投資する際に気をつけたいポイントなど網羅的に解説。

 

 

最後に:資産を飛躍的に増やす方法は明確に決まっている

積み重ねる運用

 

 

資産を大きく増やすにはどうすれば良いのでしょうか?

上場小型ベンチャー株に力一杯、資金を投入。一か八か、株価の急騰を願ったり、信用取引でレバレッジを思いっきりかけてみるのも良さそうです。仮想通貨の草コインも人生一発逆転があるかもしれません。

断言します。上記のような思考の方は一生資産が増えません。

そもそも一発の取引で大儲けを狙えるというのは、同じく容易に資金を溶かす可能性も高いということです。そんなものは投資とは言えません。投機と考えても質が低いです。もう少し丁寧に資産の扱い(延いては人生)を考えてみましょう。思考をガラリと変えてみましょう。

 

大事なのは「リターンが小さくても確実にプラスを、時間をかけて積み重ねていく(複利を生かす)」ことです。世界一の投資家であるウォーレン・バフェット氏も投資で最も大切なのは以下の2つのルールとしています。

 

  1. 絶対にお金を損しないこと。
  2. 絶対にルール1を忘れないこと。

 

 

この「損をしない」「プラスリターンを確実に積み重ねていく(複利を生かす)」という重要性を理解したところで資産運用は始まります。好きな企業の株、高配当・優待目当てなど、あなたの資産を減らしてしまう運用はやめましょう。「Classic」且つ「質実剛健」な資産運用を行なっていくべきです。

 

私も資産運用歴は既にかなり長いです。そしてこの思考に辿り着き、プラスリターン×複利運用を実施してからの資産増加スピードは圧巻でした。この哲学を実践している、私のポートフォリオに入っているファンドも今回まとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。

 

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