資産1億円の預け先はどこにすべき?安全に運用してリタイア(FIRE)を実現する為のおすすめ投資ポートフォリオを紹介

1億円資産運用(投資先)

資産1億円の預け先はどこにすべき?安全に運用してリタイア(FIRE)を実現する為のおすすめ投資ポートフォリオを紹介

2022年4月23日

以前、1000万円の運用法2000万円~4000万円のおすすめ資産運用で、ある程度纏まった資産を殖やして目標の1億円を蓄えるために最適な方法を紹介させて頂きました。

今回は既に富裕層(野村総研公表基準では純資産1億円からが富裕層)の仲間入りを果たした場合のお薦めの運用手法について解説していきたいと思います。

日本の富裕層・超富裕層の世帯数は、2017年を超えて2005年以降の最多に

 

まず皆さん1億というのは非常に分かりやすい数字で、所謂ミリオネア (正解には100万ドルなので、現在の1ドル135円のレートから換算すると1億3500万円ですが) の仲間入りをすることになります。

 

因みに意外と知られていないのですが、居住用不動産を除いたミリオネアの数は、1位の米国が300万人、2位の日本は180万人、3位のドイツは95万人となっております。

人口比でみると日本は人口の1.4%とアメリカの1.0%を抜いて世界一となっています。

 

意外に日本人、金持ちが多いですね。

名古屋の人口と同じくらいの人が1億円以上保有しているというのは実感わきません。銀座の街で歩いている高貴そうな人は全員ミリオネアなのかという目で見ていきたいと思います。

 

 

1億円を築いた後も資産運用は必要なのか?1億円の重さと実際に貯金切り崩しで何年暮らせるのか?30代、40代では人生を賄いきれない

では1億円というお金はリタイアするのに十分なお金でしょうか??

 

例えば30代~50代の時点で1億円を保有していたとしても、それだけで今後発生する費用を賄いきることは出来ません。

厚労省のデータによると、月に30万円ほどが一般夫婦世帯の平均支出です。

 

1億円を単純に毎月30万円使って生活すると28年ほど生きてはいけます。

しかし、医療費、子供の教育など様々な出費が必ず出てきます。人生は予定通りにはいきません。

 

消費支出

消費支出(二人以上の世帯)は、1世帯当たり  304,510円

前年同月比 実質 1.7%の減少 名目 1.2%の増加

前月比(季節調整値)実質 1.0%の増加

家計調査(二人以上の世帯)2022年(令和4年)4月分 (2022年6月7日公表)

 

60歳時点で1億円を有し、更に年金を受給していけるのであれば、ある仮定のもとでは安泰といえる金額でしょう。

然し、そのある仮定が崩れ去った瞬間に脆くも、安全神話は崩れ去ります。

1億円の重さとは実はその程度なのです。

 

日本人は、この30年間近く味わっていないので忘れている方、又は経験していない方が殆どだと思いますが、それは物価水準が現在と同じであった場合という仮定です。

つまりインフレが発生した場合は、当然資産を現預金として持っていた場合枯渇することを考えないといけません。

 

当然物価が上がれば、その分お金の価値は目減りしますので、お金自体を殖やさないといけないということです。

また更に裕福な暮らしを目指しているのであれば、1億円だけでは正直もの足りないです。

 

投下できる資産を有しているということ自体が、抑々の強みであったりもします。

1000万円を10%で運用しても100万円しか得られません。

しかし、1億円を10%で運用できれば1000万円の利益を得ることが出来ます。

 

運用利回りだけで高給サラリーマンと同じ金額ですね。

一昨年話題になった、トマ・ピケティの21世紀の資本論の中でも、資本から得られる収益と労働から得られる収益の差は拡大していく一方であると論じられています。

 

また考えてみて欲しいのですが、ソニーやGE等の過去脚光を浴びたメーカーが現在では製造業で蓄えた資産を元に開始した金融サービスが収益の柱を担っています。

このことからも分かる通り、蓄積した資産こそ更に資産を殖やす為の起爆剤になるのです。

 

1億円という、ある程度纏まった資産を築いたからこそ、築いた資産を用いて資産を殖やしていくことは、貯めた1億円を預金として置いてくことに比べ非常に理にかなった選択なのです。

今回はインフレリスクに備えつつ、資産を安定的に増やしていく方法について紹介していきたいと思います。

 

 

おすすめ投資先①: 不動産投資

前回の2000万円~4000万円のおすすめ資産運用では、不動産投資を寧ろ否定的に書きました。

それは、2000万~4000万円でリスクを抑えながら投資できるのは、都内ではワンルームマンションしかないからです。

 

空室リスクや想定利回りも5%程度という低い利回りを考えると、管理に掛かる手間(住民からのクレーム、部屋の修繕) やリスク(空室リスクや地価下落リスクが1室だと大きすぎる)という観点を加味すると投資妙味が低いと考えられるからです。

然し1億円の資産を有していれば話はかわってきます。

 

富裕層の不動産投資はワンルームマンション投資ではなく、マンションの一棟買です。

不動産投資で成功している方は基本的には、マンションの一棟買で大きな利益を得ています。

 

マンション1棟て10億円くらいするんじゃないの?

と疑問に思われた方もいるでしょうが、調べてみると東京都心でも1億5000万円程度で購入することが出来ます。

 

それでも1億円をオーバーしていますが、手堅い不動産投資でレバレッジが1.5倍というのは大した借金の金額ではありません。

7000万円を不動産投資に回したとしてもレバレッジは約二倍と安全な領域です。

 

このマンション一棟買の魅力としては、まず利回りの高さが挙げられます。

ワンルームマンション投資の利回りが5%なのに対して、一棟買の場合の想定利回りは10%程度が見込まれます。

 

その分マンションの管理に掛かる手間等の煩雑さは増大しますが、レバレッジを2倍効かせた上での、10%ですので元本対比でいえば20%の利回りも望むことが出来ます。

 

次に空室リスクをある程度マネージできることが挙げられます。

ワンルームマンションであれば空室または満室のどちらかですが、一棟買の場合は部屋の数が多くなるため、0-100%ではありません。

 

また空室率はある程度、事前に調べることは出来ますので、空室リスクを自らマネージすることが出来ます。

最後に重要なのはインフレに連動している点です。

物価が上がれば、当然土地の価格や給与も上がっていきます、それに応じて取得できる家賃収入も当然増加していきます。

 

資産を防衛しながら、尚且つ増やしていく手法として1億円を有しているのであれば、不動産投資を中心に据えるのも一つの手です。

とはいっても、リスクを分散することが出来ないことは大きなデメリットですし、入念な調査に基づいて判断するとともに大きな決断が伴います。

 

マクロ要因も確認していきましょう。

ご存じの通り、日本の人口は減少を続けています。人口が減少するということは、東京都心(企業ビル群)のない地域には居住する人がどんどん減少し、人が住まない土地、建物の価値は下がっていきます。

人口とはもう確固たる未来を暗示するものであり、もはや東京都心、またはベッドタウンまでしか堅実な利回り、そして値上がり期待はできません。

 

そんな未来がやってくることはわかっていますので、やはり不動産投資をするのであればまとまったお金で都心の不動産に取り組むべきだと思います。

 

 

おすすめ投資先②:ヘッジファンド投資

富裕層が不動産投資と共に活用しているのがヘッジファンドへの投資です。

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今回は私の投資の軸を形成しているヘッジファンドへの投資について以下の点を含めて記載していきます。   ヘッジファンドとはそもそも何なのか? 何が優れているのか? どのようなファンドがおすすめ ...

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ヘッジファンドはどのような市況環境であっても収益を追求する絶対収益追求型の運用手法を採用しています。

ヘッジファンドの起源が、富裕層が自分たちの資産を守る為に活用していたということからも分かる通り、大きな資産を保有している方の資産運用に適しています。

 

よく真っ先に投資先として、挙げられる投資信託に対してヘッジファンドが如何に優位性があるかということについてヘッジファンドの優位性で説明しておりますので、ご参照下さい。

 

また富裕層であれば、ヘッジファンドに投資する際に障壁となる最低投資金額である1000万円もクリアすることができます。

ヘッジファンドへの投資でも、資産をなるべく減らさない投資を心掛けるのであれば値下りリスクが非常に低い本格的なバリュー株投資を戦略としているヘッジファンドを主軸におきつつ、インフレに対応する為に新興国株式市場に軸を置いているヘッジファンドへの投資を推奨します。

バリュー株投資は巷でいわれているような、低PER・PBRに投資するといったような単純なものではありません。

 

投資手法についてはベンジャミングレアムのバリュー株投資手法で詳しく説明しておりますが、企業のBalance Sheetを詳細に分析して、12000円の現金が入った財布が10000円で売っているような銘柄を選択して投資する手法です。

これは資産を守る手法で、攻守でいうと守備の方の資産運用手法となります。

 

然し、守りとはいいつつ私が投資しているヘッジファンド(BM CAPITAL)では年間利回りは10%程度を安定的に利回りを上げ続けており、非常に手堅い投資手法となります。

BM CAPITALは今までの運用成績で以下のような実績を上げています。

 

・チャイナショックやBREXIT更に2018年1月~3月の相場下落局面を無傷で乗り切る
・2020年コロナパンデミック時、FRB利上げの2022年前半の市場下落も無傷で乗り切る
・相場上昇時も市場平均を上回る成績を維持、安定性抜群

 

以下はTOPIXの過去の値動きです。

幾度も下落局面を迎えていますがBMキャピタルは全て無傷で乗り切っているのです。

過去の暴落局面のBMキャピタルの下落耐性の強さ

 

詳しくは以下を参考にしてみて下さい!

 

BMキャピタルの詳細

 

次に新興国株式市場ですが、日本やアメリカが未だ新興国といわれた時の株価が今の株価に至るまで急騰したとおり、同様のことが現在の新興国でも起こることが予想されます。

成長が見込まれる正しい新興国株式市場で、更に割安に放置されている国に投資を行えば圧倒的な利回りを狙うことも可能になります。

 

今後、日本売りとなって通貨円が売り込まれた際に、海外の新興国株式市場の円ベースでの価値は上昇していきます。

仮に円安による、インフレが発生した場合には、新興国株は円価ベースで上昇していく為、円安による資産減少のヘッジを行うことが出来ます。

バリュー投資を守りの資産運用手法とするならば、新興国株式市場は攻めの資産運用手法といえるでしょう。

 

その他のファンドも含めた網羅的な解説記事は以下になりますので参考にしてみてください。

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番外編:流行りのインデックスファンドは買うべきか?

米国S&P500に連動したインデックスファンドが2020年より始まった異次元金融緩和起点のバブル相場により日本でも大流行しています。それもそのはず、2020年のリターンは18.4%、2021年は28.7%と非常に高い水準となったからです。

筆者自身も、これは流行するのは理解できます。しかし、流行とは廃れるものです。

 

以下は過去のS&P500のリターンです。グラフ右下、2000年前半の3年連続の大幅なマイナスが認識できると思います。

S&P500指数の1928年からの単年度のリターン

まさにこの直前にS&P500は非常に高いリターンを獲得しており、その背景にはITバブルがありました。

そして、この時代にインデックスファンドの購入が米国で大大大ブームとなりました。そして、3年連続で大きくマイナスとなり、米国投資家は大きな痛みを伴いました。

 

この状況、2022年現在の株式市場と状況が酷似しています。

S&P500

 

2022年初頭より株式市場は下落していますが、まだまだ現在米国企業が発表している決算の悪さ(下方修正のオンパレード)と、8月末にFRBパウエル議長が発した「利下げ転換はすぐにはしない」という言葉が市場には織り込まれていません。

これからどこまで下げるのか皆目検討がつかず、また下げた後も横ばいの相場が長年続く可能性もあります。

 

パウエルFRB議長(左)とブレイナード副議長(中央)、ウィリアムズNY連銀総裁(米ワイオミング州ジャクソンホール、2022年8月26日)

世界の主要中央銀行トップは先週末のジャクソンホール会合(カンザスシティー連銀主催年次シンポジウム)で、たとえ経済に多少のダメージがあろうとも利上げを貫徹する用意があるというシンプルなメッセージで一致した。

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は26日の講演で、今後の金融政策の道筋はインフレ抑制に伴うコストとして残念ながら消費者と企業に痛みをもたらすだろうと述べた。

ジャクソンホールの米欧中銀当局者、痛み覚悟しつつ利上げ推進で一致

 

  1. FRBが紙幣を国民にばら撒きすぎた結果インフレが発生した
  2. そしてそのインフレをしばらく無視していた(一時的だとたかを括っていた)

 

この2点のツケをこれから本格的に払うことになると考えています。インデックスファンドを本格的に購入できるのは、早くて2023年後半、もしかしたら2025年以降になるのかもしれません。

インデックスファンドで運用する手段は封じられていますが、‘There’s always a bull market somewhere’という言葉の通り、運用できる魅力的なマーケットは必ずいつでもあります。またどんなマーケットでも利益を上げる優秀なファンドも存在しますので心配はいらないですね。

 

正しい運用を心がけていきましょう。

 

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1億円を運用するポートフォリオ案

ここまでお薦めした二つの投資手法である不動産投資とヘッジファンドへの投資を組み合わせましょう。

すると、資産を防衛しつつも着実に資産を増大していくことが出来るポートフォリオを組成することが出来ます。

 

個人のリスク選考度によりますが、不動産投資の為に、いくら借り入れを行うかによって変わってきます。

 

リスク回避的なケース

不動産投資:8000万
借入金:7000万
バリュー株投資ヘッジファンド:2000万

想定利回:
不動産1.5億×10% + ヘッジファンド2000万 × 10% =1700万 / 1億 = 17%

 

リスク中立的なケース

不動産投資:7000万
借入金:8000万
バリュー株投資ヘッジファンド:2000万
新興国株投資ヘッジファンド:1000万

想定利回:
不動産1.5億×10% + ヘッジファンド2000万×10%+1000万×20% =1900万 / 1億 = 19%

 

リスク選好的なケース

不動産投資:5000万
借入金:1億
バリュー株投資ヘッジファンド:2500万
新興国株投資ヘッジファンド:2500万

想定利回:
不動産1.5億×10% + ヘッジファンド2500万×10%+2500万×20% =2250万 / 1億 = 22.5%

 

 

当然リスク選好度が高ければ高いほど、損失の場合の金額は大きくなりますが、不動産投資とバリュー株投資ヘッジファンドは抑々が守りの資産運用でもありますので、そこまで大きなリスクを負ったポートフォリオとはいえません。

このように資産をある程度有しているからこそ、資産を累積的に着実に殖やしていくことが出来ます。

初年度の想定利回りも17%~25%ですが、この利回りを更にヘッジファンドに再投資していくことにより更に加速度的に資産が増殖していきます。

 

まさにトマ・ピケティの21世紀の資本論の実践ですね。資産を有しているからこそ出来る優位な資産運用を行うことにより、圧倒的な資産を構築することが可能となります。

1億円という資産に安穏とすることなく、更に資産を加速的に増加させていきましょう!!

 

 

最後に:資産を飛躍的に増やす方法は明確に決まっている

積み重ねる運用

 

 

資産を大きく増やすにはどうすれば良いのでしょうか?

上場小型ベンチャー株に力一杯、資金を投入。一か八か、株価の急騰を願ったり、信用取引でレバレッジを思いっきりかけてみるのも良さそうです。仮想通貨の草コインも人生一発逆転があるかもしれません。

断言します。上記のような思考の方は一生資産が増えません。

そもそも一発の取引で大儲けを狙えるというのは、同じく容易に資金を溶かす可能性も高いということです。そんなものは投資とは言えません。投機と考えても質が低いです。もう少し丁寧に資産の扱い(延いては人生)を考えてみましょう。思考をガラリと変えてみましょう。

 

大事なのは「リターンが小さくても確実にプラスを、時間をかけて積み重ねていく(複利を生かす)」ことです。世界一の投資家であるウォーレン・バフェット氏も投資で最も大切なのは以下の2つのルールとしています。

 

  1. 絶対にお金を損しないこと。
  2. 絶対にルール1を忘れないこと。

 

 

この「損をしない」「プラスリターンを確実に積み重ねていく(複利を生かす)」という重要性を理解したところで資産運用は始まります。好きな企業の株、高配当・優待目当てなど、あなたの資産を減らしてしまう運用はやめましょう。「Classic」且つ「質実剛健」な資産運用を行なっていくべきです。

 

私も資産運用歴は既にかなり長いです。そしてこの思考に辿り着き、プラスリターン×複利運用を実施してからの資産増加スピードは圧巻でした。この哲学を実践している、私のポートフォリオに入っているファンドも今回まとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。

 

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