フィリピン株式市場

暴落中でも儲かる可能性?フィリピン株の買い方とおすすめの証券口座はどれ?株式市場の状況と投資すべき有望銘柄を株価チャートから確認(楽天・SBIでも関連株取扱)

株式投資でリターンをできるだけ大きなリターンを得たいという方が、気になるのは「新興国」の株式市場ですよね。タイミングが合えば爆発的な利益が見込めるのが開発途上国への投資です。

しかし、正しく投資対象(国、銘柄)を選ばなければ大失敗してしまう可能性も飛躍します。

 

さて、これまでも様々な新興国株式銘柄を紹介してきましたが、今回は成長国としても名高い「フィリピン」の株式市場・株式投資を取り上げたいと思います。

 

具体的には、フィリピンの経済成長、国の発展の今後の見通しと懸念点を踏まえた上で、同国の株式市場は魅力的なのかどうかを見ていきたいと思います。

 

 

フィリピンの株式市場は一言でいえば「魅力的」なのか?(株式銘柄・配当利回り・株価見通し)

フィリピン株式投資を考えている方が知りたいのは、まず第一に「フィリピン株式市場は魅力的なのか?」ということですよね。

こんな時は代表株価指数を見るのが手っ取り早いです。

 

フィリピンの場合は「フィリピン総合指数(PSEi)」が代表指数なので、そのチャートを見ていきましょう。以下は直近5年のチャートです。

フィリピン総合指数のチャート

 

 

 

Covid-19パンデミックの影響を受け2020年に暴落、その後は金融緩和で幾分戻しましたが、大暴落前の水準には戻せていません。

これは株式市場への需要がパンデミック前の水準まで戻っておらず、投資家が既にフィリピン株式に魅力を感じていないことがわかります。

 

今は世界中でインフレが高留まっており、不況到来が騒がれる中、金融緩和を施しても需要が以前ほど戻らなかったフィリピン株は魅力薄しと言わざるを得ないでしょう。

株価チャートからは魅力は感じませんが、国としてのファンダメンタルズはどうなっているのでしょうか?新興国投資を実行する上で、株式市場のコンディションの良さとファンダメンタルズの両立が必要です。

 

網羅的に検証していきたいと思います。

 

 

フィリピンはどんな国?概要を把握しよう

まずは他新興国と同様、フィリピンの一般概要、経済概要を見ていきましょう。

 

フィリピン一般概要

国・地域名 フィリピン共和国 Republic of the Philippines
面積 30万平方キロメートル
人口 1億98万人(2015年、出所:フィリピン統計庁(PSA))
首都 マニラ首都圏(NCR) 人口1,288万人(2015年、出所:PSA)
言語 フィリピノ語、英語、セブアノ語など
宗教 カトリック教(82.9%)、その他キリスト教(10.0%)、イスラム教(5.1%)など
公用語 フィリピノ語、英語

引用:JETRO

 

フィリピンといえば筆者はフィリピン留学、レアジョブ英会話などでよく聞く国だなという印象があります。多くの国民が英語に堪能であり、日本人の英語学習に大いに貢献しているものと思います。

人口は日本よりまだ少ないですが、今後の経済成長のドライバーになり得るのかどうかを後続で見ていきたいと思います。

 

フィリピンといえば、海外労働者からの出稼ぎによる送金や、国内のコールセンターサービスの拡大、国の治安改善によって海外からの投資の増加が経済成長を加速させているという特徴があります。

 

出稼ぎ送金」ですがこれは意外にも少額ではなく、フィリピンは人口の1割が海外で働き、給料を送金し、その額はGDPの1割を占めるのです。

 

日本でも六本木などでコンビニなどに入るとフィリピン人をよく見ますが、まさにあの方々がGDPの1割を稼いでいるんですね。また、筆者の知り合いである香港在住の方も、フィリピン人の勤務者が(家事手伝い、シッターなど)非常に多いとおっしゃっていました。

休日は街中で多くのフィリピン人コミュニティが集まって交流している姿を頻繁に見るようです。

 

 

フィリピン経済概要

項目 2018年 2019年 2020年
実質GDP成長率 6.3(%) 6.1(%) △9.6(%)
名目GDP総額 331(10億ドル) 360(10億ドル) 362(10億ドル)
一人当たりの名目GDP 3,104(ドル) 3,512(ドル) 3,330(ドル)
鉱工業生産指数伸び率 8.3(%) △7.1(%) △14.1(%)
消費者物価上昇率 5.1(%) 2.5(%) 2.6(%)
失業率 5.3(%) 5.1(%) 10.4(%)
輸出額 69,307(100万ドル) 70,927(100万ドル) 65,215(100万ドル)
(備考:輸出額) FOB FOB FOB
対日輸出額 10,225(100万ドル) 10,720(100万ドル) 9,807(100万ドル)
(備考:対日輸出額) FOB FOB FOB
輸入額 112,841(100万ドル) 111,593(100万ドル) 89,812(100万ドル)
(備考:輸入額) FOB FOB FOB
対日輸入額 10,818(100万ドル) 10,580(100万ドル) 8,154(100万ドル)
(備考:対日輸入額) FOB FOB FOB
経常収支(国際収支ベース) △8,877(100万ドル) △3,047(100万ドル) 12,979(100万ドル)
貿易収支(国際収支ベース、財) △43,533(100万ドル) △40,666(100万ドル) △24,597(100万ドル)
金融収支(国際収支ベース) △9,332(100万ドル) △8,034(100万ドル) △4,608(100万ドル)
直接投資受入額 3,376(100万ドル) 7,553(100万ドル) 2,270(100万ドル)
(備考:直接投資受入額) 認可額ベース 認可額ベース 認可額ベース
外貨準備高 78,461(100万ドル) 87,840(100万ドル) 110,117(100万ドル)
(備考:外貨準備高) 金・その他を含む 金・その他を含む 金・その他を含む
対外債務残高 79.0(10億ドル) 83.6(10億ドル) 98.5(10億ドル)
政策金利 4.8(%) 4.0(%) 2.0(%)
(備考:政策金利) 期末値、翌日物借入金利 期末値、翌日物借入金利 期末値、翌日物借入金利
対米ドル為替レート 52.7(ペソ) 51.8(ペソ) 49.6(ペソ)
(備考:対米ドル為替レート) 期中平均値 期中平均値 期中平均値

引用:JETRO

 

人口は1億人を超え、土地面積は日本の8割程度となります。人口密度が高いことがよくわかります。

フィリピンの主要宗教は9割がキリスト教であり偏りが見られますね。

 

一人あたりGDPは3,300USDと、中所得国の罠である10,000USDまではまだまだ遠く、産業構造も知的集約へのシフトがまだまだ進んでおらず、労働集約型産業で成長がしばらくは期待ができます。

しかし、Covid-19パンデミックによりGDP成長率が-10%となっており厳しい状況ですね。

経済成長を思い切り阻害され、いつ浮上できるのかわからない状況です。

 

 

フィリピンの経済成長

フィリピンの経済成長率を見ていきましょう。

以下はIMFのデータを元に2022年以降は予想を含めて図示したものです。6%成長は継続するとの予測をされています。

IMFによるフィリピンの経済成長予測

IMF Databaseを参考に筆者作成

 

 

ちなみに以下は2019年時点のIMF予想です。まさか2020年に-9.57%のマイナス成長になるとは想像だにしなかったでしょう。

フィリピンの経済成長率とGDPの推移

IMF Databaseを参考に筆者作成

 

 

1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027
GDP(Billions USD) 50.508 51.784 60.422 62.037 73.159 84.644 94.65 94.106 74.492 85.64 83.667 78.921 84.307 87.039 95.002 107.422 127.653 155.98 181.007 176.132 208.369 234.217 261.92 283.903 297.484 306.446 318.627 328.481 346.842 376.823 361.489 393.612 411.978 445.827 483.286 523.53 567.212 614.63
GDP Growth(%) 3.04% -0.44% 0.42% 2.18% 4.37% 4.63% 5.86% 5.19% -0.51% 3.35% 4.38% 3.05% 3.72% 5.09% 6.57% 4.94% 5.32% 6.52% 4.34% 1.45% 7.34% 3.86% 6.90% 6.75% 6.35% 6.35% 7.15% 6.93% 6.34% 6.12% -9.57% 5.60% 6.45% 6.29% 6.54% 6.47% 6.49% 6.50%

 

フィリピンの経済成長率はリーマンショック時に落ち込む期間はありましたが、その後は6%~7%と安定した水準で推移しています。またCovid-19で冷や水を浴びせられましたが、IMF予測では2022年より再度右肩上がりの経済成長をするだろうとの見解です。

ここからは、安定した経済成長を見せているフィリピンの今後の動向を分析していきたいと思います。

 

 

フィリピンの人口ピラミッド

経済成長が見込まれるかどうか、それにはまず「人口ボーナス」が継続していくのかどうかをみる必要があります。人口はその国のドライバー(労働力、消費力)となります。

以下がフィリピンの人口ピラミッドとなります。

フィリピンの人口ピラミッド

 

 

他新興国の人口ピラミッドの中で最も美しい形をしています。(0-4歳が少ないのはパンデミックが多少影響していると思われます)

今後も人口、労働人口の増加を伴い加速的に経済成長していくことが予測できます。

 

労働の質を担保するフィリピンの「教育」については最低限の識字率は96%と問題ない水準となり安心ですが、所得が低いため高等教育まで進める児童は少なく、ここが唯一の懸念点となります。

とはいえまだまだ知的産業ではなく労働力が重要な国であり、まだ大きな懸念にはなり得ません。

 

上記で英会話について少し触れましたが、欧米の企業にとってはフィリピンの国民の英語力が高いことはプラスになります。

一人当たりGDPが10,000USDを超えそうな「中所得国の罠」に該当する国であれば心配ですが、フィリピンの一人当たりGDPはまだ3,000USDと低いです。

 

■中所得国の罠とは何か

「中所得国の罠(middle income trap)」とは、世界銀行が2007年に『東アジアのルネッサンス』のなかで提示した枠組みであり、安価な労働力や外資誘致などを活用して経済成長を実現したアジアの中所得国が、産業構造の高度化や技術革新への努力を怠れば、時間とともに成長が鈍化し、高所得国への移行が困難になるという考え方である。

中所得国の罠と所得格差の是正

 

繰り返しになりますが、フィリピンはまだまだ機械の組み立てなど、「労働集約的」な工業で発展可能なレベルであり、国民の識字率と最低限の算数が出来れば問題ないかと思われます。

一人当たりGDPが10000ドルを超える水準から教育レベルが非常にキーになってきます。

 

 

フィリピンの産業構造

ここで、フィリピンの各産業のGDP構成比を見ていきます。

既に知的産業が実は60%近くあるのですが、製造業、農業のドライバーを今後も期待です。

 

フィリピン産業別GDP比率

 

 

ちなみに2012年時の産業構造は以下の通りでした。製造業と農業の比率が減少しており、お手本のような途上国成長をしています。

2012年時点の産業構造

 

 

フィリピンの今後の経済成長における構造

国の理想的な経済成長は「内需」、つまり国内の需要の拡大が最重要です。

経済成長の寄与をGDPの五大要素並びの産業ごとで分解したものをご覧ください。

フィリピン実質GDP成長率への寄与度

 

 

民間消費が2022年は10%増加と堅調です。純輸出は実質GDP成長率への寄与度が▲3.0%ポイントなど、まだまだ内需が強いことを示しています。

 

まず民間消費は前年同期比10.1%増(前期:同7.5%増)と堅調に拡大した。民間消費の内訳を見ると、レストラン・ホテル(同20.4%増)と交通(同16.5%増)、教育(同10.9%増)が二桁成長となったほか、民間消費全体の約4割を占める食料・飲料(同9.9%増)や通信(同6.9%増)、衣服・履物(同8.0%増)、住宅・水道光熱(同6.1%増)、保健(同2.3%増)も増加傾向が続いた。

 

過去から遡り、以下は2018年時点のデータですが、変わらず民間消費は強いままです。

フィリピンの実質GDP成長率内訳

引用:ニッセイ研究所

Covid -19パンデミックの後でも、上の図2つを見る限りフィリピンはまだまだ経済成長段階であり、「投資先行型」ではなく健全に内需の拡大を伴った成長していることが把握できますね。

 

 

フィリピン投資信託、ETF購入(買い方)はSBIと楽天証券などネット証券がおすすめ

さて実際にフィリピンの株をどのように購入するかですが、たとえば楽天証券やSBI証券ではフィリピン株に投資するファンドを取り扱っています。

フィリピン株ファンド

 

 

個別株は楽天証券、SBI証券では取り扱っていません。個別株を購入するのであればアイザワ証券でしょう。フィリピン株取扱銘柄数は76となっています。どの銘柄が魅力的かは別で紹介したいと思います。

 

ティッカー 銘柄コード 銘柄名 銘柄名
(半角) (半角) (Bloomberg表記) (英字)
AB Z2305 ATOK-BIG WEDGE CO INC ATOK BIG WEDGE CO INC
ABG Z2359 ASIABEST GROUP INTERNATIONAL I ASIABEST GROUP INTERNATIONAL
ABSP Z2339 ABS-CBNホールディングス ABS-CBN HOLDINGS CORP
AC Z0882 アヤラ AYALA CORPORATION
AEV Z0880 アボイティズ・エクイティ・ベンチャーズ ABOITIZ EQUITY VENTURES INC
AGI Z0893 アライアンス・グローバル・グループ ALLIANCE GLOBAL GROUP INC
ALI Z0874 アヤラ・ランド AYALA LAND INC
ANS Z2321 A SORIANO CORP A SORIANO CORP
AP Z0899 アボイティズ・パワー ABOITIZ POWER CORP
BDO Z0887 バンコ・デ・オロ・ユニバンク BDO UNIBANK INC
BEL Z2312 ベル・コーポレーション BELLE CORPORATION
BLOOM Z2308 ブルームベリー・リゾーツ BLOOMBERRY RESORTS CORP
BPI Z0881 フィリピン・アイランズ銀行 BANK OF PHILIPPINE ISLANDS
CEB Z2350 セブ・エアー CEBU AIR INC
CHIB Z0891 チャイナ・バンキング CHINA BANKING CORPORATION
CNPF Z2349 センチュリー・パシフィック・フード CENTURY PACIFIC FOOD
COSCO Z0806 コスコ・キャピタル COSCO CAPITAL INC
CPG Z2361 センチュリー・プロパティーズ・グループ CENTURY PROPERTIES GROUP INC
DD Z2345 ダブルドラゴン DOUBLEDRAGON CORP
DELM Z2315 デルモンテ・パシフィック DEL MONTE PACIFIC LTD
DMC Z2343 DMCIホールディングス DMCI HOLDINGS INC
DNL Z2317 D&Lインダストリーズ D&L INDUSTRIES INC
EEI Z2352 EEI EEI CORPORATION
EMP Z2337 エンペラドール EMPERADOR INC
FB Z2360 サンミゲル・フード・アンド・ビバレッジ SAN MIGUEL FOOD AND BEVERAGE
FPH Z2306 ファースト・フィリピン FIRST PHILIPPINES HLDGS
GLO Z0875 グローブ・テレコム GLOBE TELECOM INC
GMAP Z2340 GMAホールディングス GMA HOLDINGS INC
GTCAP Z2316 GTキャピタル・ホールディングス GT CAPITAL HOLDINGS INC
HI Z2357 HOUSE OF INVESTMENTS INC HOUSE OF INVESTMENTS INC
HLCM Z2304 ホルシム・フィリピン HOLCIM PHILIPPINES INC
ICT Z0890 インターナショナル・コンテナ・ターミナル・サービス INTL CONTAINER TERM SVCS INC
IMI Z0878 イングレーテッド・マイクロエレクトロニクス INTEGRATED MICRO-ELECTRONICS
JFC Z0888 ジョリビー・フード JOLLIBEE FOODS CORPORATION
JGS Z0892 JGサミット・ホールディングス JG SUMMIT HOLDINGS INC
LBC Z2348 LBCエクスプレス・ホールディングス LBC EXPRESS HOLDINGS INC
LFM Z2318 LIBERTY FLOUR MILLS INC LIBERTY FLOUR MILLS
LOTO Z2322 PACIFIC ONLINE SYSTEMS CORP PACIFIC ONLINE SYSTEMS
LR Z2330 レジャー&リゾーツ・ワールド LEISURE & RESORTS WORLD CORP
LTG Z2313 LTグループ LT GROUP INC
MAXS Z2314 マックスズ・グループ MAX'S GROUP INC
MBT Z0805 メトロポリタン銀行 METROPOLITAN BANK
MEG Z0804 メガワールド MEGAWORLD CORP
MER Z0884 マニラ電力 MANILA ELECTRIC COMPANY
MJC Z2333 MANILA JOCKEY CLUB INC MANILA JOCKEY CLUB INC
MONDE Z2366 MONDE NISSIN CORP MONDE NISSIN CORP
MPI Z0896 メトロ・パシフィック・インベストメンツ METRO PACIFIC INVESTMENTS CO
MRSGI Z2355 メトロ・リテール・ストアーズ・グループ METRO RETAIL STORES GROUP IN
MWC Z2326 マニラ・ウォーター MANILA WATER CO INC
PCOR Z0889 ぺトロン PETRON CORP
PGOLD Z2310 ピュアゴールド・プライスクラブ PUREGOLD PRICE CLUB INC
PLC Z2341 プレミアム・レジャー PREMIUM LEISURE CORP
PRC Z2334 PHILIPPINE RACING CLUB INC PHILIPPINE RACING CLUB INC
PSE Z2311 フィリピン証券取引所 PHILIPPINE STOCK EXCHANGE
PTC Z0895 フィルトラスト・バンク PHILTRUST BANK
PX Z2300 フィレックス・マイニング PHILEX MINING CORP
RCB Z2323 リサール商業銀行 RIZAL COMMERCIAL BANKING CO
RFM Z2320 RFM RFM CORP
RLC Z0898 ロビンソンズ・ランド ROBINSONS LAND CO
RRHI Z2328 ロビンソンズ・リテール・ホールディングス ROBINSONS RETAIL HOLDINGS IN
SECB Z2324 セキュリティ・バンク SECURITY BANK CORP
SEVN Z2307 フィリピン・セブン・コーポレーション PHILIPPINE SEVEN CORP
SM Z0885 SMインベストメンツ SM INVESTMENTS CORP
SMC Z0883 サンミゲル SAN MIGUEL CORP-CLASS A
SMPH Z0876 SMプライム SM PRIME HOLDINGS INC
SSI Z2342 SSIグループ SSI GROUP INC
SUN Z0800 SUNTRUST HOME DEVELOPERS INC SUNTRUST HOME DEVELOPERS I
TECH Z2347 サーテック・ホールディングス・フィリピン CIRTEK HOLDINGS PHILIPPINES
TEL Z0886 PLDT PLDT INC
TFHI Z2331 トップ・フロンティア・インベストメント・ホールディンク TOP FRONTIER INVESTMENT HOLDINGS
UBP Z2325 ユニオンバンク・オブ・フィリピン UNION BANK OF PHILIPPINES
URC Z0879 ユニバーサルロビナ UNIVERSAL ROBINA CORP
VLL Z2358 ビスタ・ランド・アンド・ライフスケープス VISTA LAND & LIFESCAPES INC
WEB Z0803 フィルウェブ PHILWEB CORP
WPI Z0802 ウォーターフロント・フィリピン WATERFRONT PHILIPPINES INC
X Z2346 サーパス XURPAS INC

 

とはいえ、ただでさえボラティリティが大きい新興国株投資で、個人が個別株投資をするのは危険です。

購入するのはETF、ファンドくらいで良いと思います。新興国株で個別株を買うのは、優良銘柄であってもその値動きは日本株や米国株のボロ株のような変動を見せます。かなり博打性が強いということです。

 

 

まとめ

フィリピンを見てきました。経済成長率もIMFは今後2019年の水準に戻るとの観測を出しています。

人口動態も問題なく、ファンダメンタルズ的には強い国だとは考えられます。しかし、懸念点として株式市場の状況が挙げられます。

フィリピン総合株価指数は未だCovid -19前の水準に戻っておらず、寧ろ下落基調にあります。

 

2022年現在は世界的にインフレが止まらず、不況が来ると囁かれている中、金融緩和時に強い動きを見せられなかった株式市場が今後上昇するイメージが全く湧きません。新興国の中では株式市場の歴史が長い方でありながら、これだけ上昇しないのは何か問題を抱えているものと考えられます。

つまり、世界の株式市場を俯瞰してみると、相対的にフィリピンの株式市場は魅力がないと判断されているに他なりません。

では、どこの国の株式市場が魅力的なのはについては、分析の末、以下でまとめていますのでご確認ください。

 

 

今回のまとめです。

 

  • フィリピンは人口は1億人を超え、土地面積は日本の8割程度となり、人口密度が高い国である。
  • 国の特徴として、海外労働者からの出稼ぎによる送金、国内コールセンターサービスの拡大、国の治安改善によって海外からの投資の増加が経済成長を加速させている。
  • フィリピンの一人あたりGDPは3,000USDと中所得国の罠である10,000USDまではまだまだ遠く、労働集約型産業で成長がしばらくは期待ができる。
  • フィリピンの経済成長率はリーマンショック時に落ち込む期間はあるもその後は6%~7%と安定した水準で推移、Covid -19でGDPは-10%に落ち込むもIMFは今後成長が戻ると予測。
  • 他新興国の人口ピラミッドの中で最も美しい形をしており、今後も人口、労働人口の増加を伴い加速的に経済成長していくことが予測できる。
  • フィリピンはまだまだ経済成長段階であり、投資先行型ではなく健全に内需の拡大を伴った成長していることが把握できる。
  • フィリピン株は魅力的な国であるも、株式市場への資金流入が少なく、金融緩和でありながらもパンデミック前の水準の株価には戻すことができなかった。つまり相対的に投資家に魅力がない国と考えられている可能性が高い。
  • 大きなリターンを狙うのであれば、他市場も視野に入れるべき。

 

最後に:資産を飛躍的に増やす方法は明確に決まっている

積み重ねる運用

 

 

資産を大きく増やすにはどうすれば良いのでしょうか?

上場小型ベンチャー株に力一杯、資金を投入。一か八か、株価の急騰を願ったり、信用取引でレバレッジを思いっきりかけてみるのも良さそうです。仮想通貨の草コインも人生一発逆転があるかもしれません。

断言します。上記のような思考の方は一生資産が増えません。

そもそも一発の取引で大儲けを狙えるというのは、同じく容易に資金を溶かす可能性も高いということです。そんなものは投資とは言えません。投機と考えても質が低いです。もう少し丁寧に資産の扱い(延いては人生)を考えてみましょう。思考をガラリと変えてみましょう。

 

大事なのは「リターンが小さくても確実にプラスを、時間をかけて積み重ねていく(複利を生かす)」ことです。世界一の投資家であるウォーレン・バフェット氏も投資で最も大切なのは以下の2つのルールとしています。

 

  1. 絶対にお金を損しないこと。
  2. 絶対にルール1を忘れないこと。

 

 

この「損をしない」「プラスリターンを確実に積み重ねていく(複利を生かす)」という重要性を理解したところで資産運用は始まります。好きな企業の株、高配当・優待目当てなど、あなたの資産を減らしてしまう運用はやめましょう。「Classic」且つ「質実剛健」な資産運用を行なっていくべきです。

 

私も資産運用歴は既にかなり長いです。そしてこの思考に辿り着き、プラスリターン×複利運用を実施してからの資産増加スピードは圧巻でした。この哲学を実践している、私のポートフォリオに入っているファンドも今回まとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。

 

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